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「応援は力になる」選手と応援者が送り合う、感謝のメッセージ【ラクロス編】

「応援は力になる」 競技力を高め、結果を求める選手たちの裏側で、ファンやマネージャーが最善の環境をつくり、監督やトレーナーがパフォーマンスの最大化を助ける。 応援者が届けるあらゆる応援の形が、選手たちの力に変わっている。 「朝ごはんを用意してくれたり、夜遅い日も帰ってくるまでずっと起きて待っててくれてありがとう」 「OGの先輩方が組織を離れてもチームを気にかけてくださるから、私たちは挑戦することができる」 「どんなに仕事が忙しい中でも、練習を指導してくれる。日本一の景色で恩返しをしたい」

Cheerdingでは、マイナースポーツを代表するアメフトとラクロスの現役選手に対し「あなたの支え人について」のアンケートを実施。応援・サポートしてくれる人々への感謝のメッセージが200以上集まった。

では応援者たちは、なぜ、どんなところに惹かれて、どんな気持ちで応援・サポートしているのか?取材を実施すると、普段表舞台に立たない監督、家族、友人、マネージャー、OBOGらの熱い思いを聞くことができた。 「応援することが、何より力になるんです」 選手から応援者へ、応援者から選手へ。感謝の言葉をメッセージカードとして掲載する。

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弥左 アンナ青山学院大学 女子ラクロス部 2年

いつも一緒に頑張ってくれて、ありがとう。入部して最初の夏合宿、炎天下の1時間走は体力的にも精神的にも本当に辛くて、もうダメだと何度も諦めかけたけど、前を見れば一緒に走る同期がいて、ラストの10分を目前にみんなで「頑張ろう」「ここからだ」って声を掛け合ったよね。走り終わったあとには達成感と共にみんなで号泣しながら抱き合って、あれは一生忘れないと思う。同期のみんなと一緒だったからこそ成し遂げられた事だと思う。これからもみんなで頑張ろう!

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奥山 舞香青山学院大学 女子ラクロス部 2年

1時間走、本当にキツかったよね。私もずっと「あの信号まで行ったらもうリタイアしよう」と思いながら走ってたのを覚えてる。最終的に走り切ることができたのは、やっぱり弥左をはじめとする同期が隣で頑張っていたから。入部当初からずっと一緒にいる弥左は私が走るのが得意じゃないことを知っていて。完走した後に「頑張ったね」と一緒になって喜んでくれて、そのことでさらに涙が出てきたことを覚えているよ。 弥左とはいつも一緒にいたし、髪型も背格好も似ているから先輩やコーチから名前を間違えられることもよくあったよね(笑)。考えることも似ているから、お互い思ったことを話して議論できるのはうれしいポイント。学業のこと、部活のこと、悩み事、進路のことでも何でも話せるし、いつも的確なアドバイスをくれるので助けられてる。 あと、私のひそかな自慢は、2年連続で同期と一緒に初日の出を見ていること。朝練とほぼ同じ時間にいつもの場所に集合して、初日の出を拝んで、神社で初詣をする。同期の約半数が集まってくれて、新年の朝から同期愛を感じてた(笑)。 自分が悩んで、ため込んで、みんなの前で思わず泣き出してしまった時、何も聞かず抱きしめてくれたり、泣き止むまでそばにいてくれてありがとう。いろんな性格の人がいる33期だからこそ経験できることが沢山あると思う。これからも一緒に頑張っていこうね。いつも支えてくれてありがとう!

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比嘉 さやか青山学院大学 女子ラクロス部 3年 主将

みやかはチームに欠かせない存在です。選手に負けないくらい、日本一を目指している姿をチームに見せてくれていて、頼りにしています。今シーズンは、みやかとW主将だと思ってる。マネージャーと選手で役割は違うけど、それぞれ自分ができる最大の努力をして最高の結果を残そう!いつもありがとう!

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池田 美椰海青山学院大学 女子ラクロス部 3年 MGリーダー

さやかには言葉では伝え切れないくらい、感謝しています。いつもありがとう! マネージャーは目に見えるプレーをしているわけではないし、今まで部活中に手を抜いてしまいそうな時もあった。それでも楽な方に逃げずにいつも頑張ってきたのは、さやかが誰よりも努力する姿を隣で見ているから。3年間1番支え合ってきたさやかはもちろん、他の選手とも日々一緒にいて「マネージャーなのに私の方がたくさん支えられているな」と思う。 この感謝の気持ちを糧に、誰よりもチーム想いな行動をして、今まで見たことのない日本一の景色を皆と見たい。 大好きなみんなと一緒に頑張れるのもあと1年。私はシュートを打ったりディフェンスができるわけじゃない。だけど日々の練習から試合まで、マネージャー全体で「支える」を超えて「勝利へ導く」レベルで取り組んでいきたいと思ってるから任せて! これからきついこともあると思うけど、私達なら何でも乗り越えられる!あと1年よろしく!

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内田 理央青山学院大学 女子ラクロス部 2年

新入生がまだクロスを買えないことを知って貸し出してくださったり、練習着を寄付してくださったり、いつも本当にありがとうございます。OGの皆さんから「このような状況でも頑張って!」というメッセージをいただき、とてもうれしかったです!

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吾妻 千晴青山学院大学 女子ラクロス部 OG会長

みなさんが頑張ってくれるから、心から応援できるし、OGもこのチームにいて良かったなと感じるきっかけになると思っています。そういった機会を与えてくれる現役コーチスタッフの皆さん感謝しかないです。 道具の貸し出しとか、支援が必要な時はいつでも声を掛けてほしいです。固定で使えるグラウンドがないから交通費が余計にかかったり、部費や合宿費も含めて考えると、現役生の負担はまだまだ大きいですよね。 思い返せば、自分の現役時代は本当にラクロスのことだけを考えられる環境をつくってもらっていました。なので、いま現役のみんなにも好きなだけラクロスに専念してもらえるよう、必要であれば最大限サポートするつもりです。 強固な仕組みができている強豪校に対して、青学はまだまだ「想いで成り立っている」組織です。これは強みでもあって、今までにないような組織や文化をつくったり、新しい何かを生み出すことができると考えています。その点、OG会には経験を持った様々な年代の方がいて、物理的な支援以外のことでもたくさんの選択肢を提示できると思うので、ぜひ活用してみてください。 同じ想いを共有する仲間として、OG会も頑張っていくつもりです。青学らしく現役コーチスタッフOG一丸となって、日本一を目指して、これからも一緒に頑張っていきましょう!

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中村 みる青山学院大学 女子ラクロス部 1年

お仕事もあってお忙しい中で、チームがどんな状況の時もできる限り練習に来てくださりありがとうございます。いつも長い時間指導をしてくださっているので、より一層頑張らなければと背筋を正される思いです。頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします!

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河内 由気青山学院大学 女子ラクロス部 監督

毎日みんなの成長を見ることができてすごく楽しいし、自分も成長させてもらっているので、私こそ感謝を伝えたいです。 ラクロスはサッカーコートと同じくらいの広さのグラウンドで行われるスポーツです。集客が多い試合ではベンチの声は選手には届きません。そういう意味でも自分で考えて選択・判断する要素が多いスポーツなので、日頃から学生主体で考えてもらうようにしています。難しいことは分かっていますが、日本一を目指すチームの一員として、より一層レベルアップしていってほしいです。 現状、慶應明治立教といったトップ校とは大きな力の差があります。元日本代表監督が10年以上かけて作り上げた組織は、やっぱり安定して強い。 ただ、ここ3年青学というチームに携わる中で、高い壁に対して必死にもがき続けられるチームだなと感じています。時には行動力が足りていない部分や失敗もあるけど、それでも挑み続ける。その泥臭い姿が美しいなと感じるし、見る者を魅了する青学らしさだなと思っています。 みるを含めて、青学には「らしい」選手がたくさんいるなと思っています。練習に臨む目から真剣さを感じるし、そこが魅力。 まだまだ乗り越えるべき壁は多いけど、みんななら大丈夫。1日1日努力を積み重ねて日本一を目指しましょう。

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大村 渚紗日本体育大学 女子ラクロス部 1年

トレーナーとしてチームをよりよくしようと色々な行動を起こしてくださって、ありがとうございます。それが自分にとってもチームにとってもとても良い影響になっていると感じています。アップやダウンは選手の体の状況をよく考えられていると思いますし、いつも声掛けいただけるのもうれしいです。クロさんはチームが強くなるための原動力だと思います!

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下山 ゆうか日本体育大学 女子ラクロス部 3年 トレーナー

渚沙、ありがとう!みんなから「最近、積極的にコーチに意見を聞けるようになりました」とか「挑戦することが楽しいです」とかLINEをもらえることが私のパワーになっています。 ケガを機にトレーナーに転向して、最初はプレーヤーがうらやましくて練習がつらかったり悩むことも多かったけど、いつも楽しそうにしてくれるみんなのおかげで、選手では味わえないやりがいを感じることができています。 マッサージをした翌日に「体めっちゃ軽くなった!」って喜んでくれたり、日々のちょっとしたことに感謝してくれたり、大袈裟なくらい「大変じゃない?」と声を掛けてくれたり、チームメイトに恵まれてるなって改めて思います。 特に1年生は慣れないことが多かったり自分から質問するのが難しかったりすると思うから、できるだけ不安要素がないように環境も含めて整備したいなと思っています。 あと1年間、みんなの成長を見れることがうれしいし、楽しみです。一緒に頑張ろうね!

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横田 芽衣日本体育大学 女子ラクロス部 2年

同期の真湖がマネージャーとして頑張ってくれている姿を見ると、自分たちももっともっと頑張ろうって思えます。いつも練習を何不自由なく回してくれて、ありがとう。これからも一緒に頑張っていこうね!

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吉橋 真湖日本体育大学 女子ラクロス部 2年 マネージャー

私こそ、ありがとう。普段から「ありがとう」って声を掛けてもらうとうれしいし、試合で頑張っているみんなを見ると、勝っても負けても、頑張ってくれてありがとうと思っています。 最近、ようやくみんなの力になれているな、と思えるようになりました。ラクロスやチームを理解できてきて、一人一人の個性がわかったり、プレーヤーが足をひきずっていたらサポートしたり、少しの変化にも気付けるようになって。なんなら親目線でみんなの成長に感動していることもあります(笑)。 同期も一丸としてきたよね。最近は他愛もない話の中で悩みや考えていることを共有して、そのまま解決できるようになってきたり。上級生になっていく中で、どんどんみんなのことを好きになっています。改めて、いつもありがとう。

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林部 瑠美日本体育大学 女子ラクロス部 3年

大学2年生の時に母と妹と3人での暮らしが始まって、いろいろ変わることも多くて忙しい中、それでもラクロスをしている自分を応援してくれて、ありがとう。日本一になってお母さんを最高の笑顔にすることが今の目標です。

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林部 美希

振り返ればあの時は大変だったけど、明るく頑張っている姿を見せてくれていたから、私も辛い時期を乗り越えることができました。 瑠美の努力する姿勢には、いつもすごいなぁと感心させられます。コロナで個人トレーニングに切り替わっても、生活リズムを崩さずコツコツトレーニングをしたりストレッチする時間を必ずつくっていたり。小さい頃からそうでしたね。日が暮れてボールが見えなくなるまで一緒にバレーをしたこともあったし、風邪を引いて熱が出てても練習に行きたがるし、腰の分離症になっても、痛みをこらえて練習に行っていました。 日体大に入ったときは、エリート選手たちの中で楽しくやっていけるのか不安もありました。でも、いい仲間にも出会えて、悩んで落ち込んだりしながらもいつも前を向いて努力し続けていましたね。だから心の底から応援できるし、試合に出てゴールを決める姿を見られたときはとてもうれしかったです。 瑠美が頑張っている姿を見ると、元気が出ます。親ながら、「いい子だわ…」といつも思っています(笑)。 あと1年。仲間と過ごす時間を大切に、笑顔を感謝を忘れず思いっきり楽しんでください!精一杯応援しています。

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安土 月乃日本体育大学 女子ラクロス部 3年

毎朝必ず4時起きで、朝ごはんとお弁当を用意してくれてありがとう。どんなに遠い大会会場でも応援に駆けつけてくれて、すごくパワーが湧いてきます。あと一年全力で頑張るのでよろしくお願いします!

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安土 幸子

あなたのプレーを見て楽しんで、勝てば喜んで泣けるし、負ければ悔しくて泣ける。自分も一緒にスポーツをやっている感覚になっていて、これって自分だけだったら絶対できない貴重な経験だし、大学まで続けてくれているのはうれしいです。 元々私は何事も継続力がなくてすぐに辞めちゃうタイプだったから、真逆の子が生まれたなあと思っています。でも、やり切れなかった自分への後悔もちょっとあったからこそ、あなたには長く続けてほしいし、それを応援するためのお弁当作りは意地でも続けたかった。こんなに続いている自分にびっくりだし、あなたのおかげです。 普段は優柔不断で自分の言いたいこともはっきり言わない性格なのに、中高ではキャプテンをしてチームメンバーとコミュニケーションを取っていたり、試合で真剣な顔をしているのは不思議だった。こんなにも人は変わるんだと。それだけ本気で続けられるのはすごいなと。 あなたは怒るかもしてないけど、ビデオに撮った試合を見て、あなたがいないところで主人と討論したり(笑)1プレー1プレーにすごく楽しませてもらっています。 こうやってお弁当を作るのもあと1年かな。こう見えてすごく応援しています。最後まで前を向いて頑張ってね。

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山田 亘Stealers Lacrosse Club

2017年の全日本選手権大会、スタンドをStealersカラーである緑色に染めていただけたのは、選手冥利につきることで、すごく力になりました。 結果は敗戦、試合直後はまだまだ力不足だなと割り切れていたけど、スタンドの前に立ち、挨拶すると、チームを応援してくださったことへ感謝と勝利できなかったことへの申し訳なさから涙が止まらなかったです。プロアスリートではないものの、社会人になってもこのような熱い想いを共有できたことは宝物であり、これからの原動力となりました。 Stealersの一員として、これからもNew Waveを起こしていきたいと思います。引き続き、応援宜しくお願いします!

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山田 聡

あの時は応援する側もすごく盛り上がっていたことを覚えています。来てたみんなでTシャツを買って、スタンドを緑一色に染めて応援しようよと。 高校までやっていたスキーをやめてラクロスを始めると聞いた時、驚きはしたけど、亘が全力でやるというのであれば、できるだけのことはしようと思った。 遠征してきた時、1人か2人くらいしか泊まれないような家なのにラクロス部の友人5人くらいが来て廊下で寝てもらったり(笑)卒業前なんかには、亘は来ないのに友人たちが「泊まって行っていいですか」ってうちに来たり。その子らから結婚報告のLINEが来たり。普通に過ごしていたらないような出会いもあって、こういうのはうれしいよね。改めて振り返ると楽しい思い出、体験だったよ。社会人になるともうないだろうけど、いつでもウェルカムです(笑)。 全日本の決勝終了後、こっちを向いて挨拶をして、目が合った時。お互い言葉にしたわけではないけど、気持ちは伝わってきたし、何よりうれしい感謝のされ方だなと思ったよ。いい息子をもったなと。 選手人生もあと少しだと思います。楽しみながら、その一方で後で後悔することがない自身の人生にとってベストな選択をしていってほしいと思っています。

※学年は、記事公開時のものです。

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