25km通過!有力選手が次々遅れ始めるサバイバルレースと化す【第74回びわ湖毎日マラソン】

Track And FieldPlayer! | 1年以上前
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第74回びわ湖毎日マラソンが3月10日(日)に行われている。MGC出場権最後のチャンスをかけ、国内屈指の歴史を誇るレースがはじまった。 25km レースに動きが見られる。集団は安定したペースを刻んでいるものの、気温が低いコンディションのためか、有力選手が次々と先頭から離され始める。折返し時点で兼実が先頭集団からこぼれ、22km手前ではMHPSの佐藤、日清食品の高瀬、コニカミノルタの菊池などが遅れはじめる。23km手前では実力者でMGCを狙う佐々木悟(旭化成)も遅れてしまう。さらに24km手前ではMHPSの松村、旭化成の本田らも離脱。 通過順位 1 A.アビネット 1:16'04" 2 D.ロビ 1:16'04" 3 川内優輝 1:16'04" 4 M.ディラング 1:16'05" 5 山本憲二 1:16'05" 6 S.モコカ 1:16'05" 7 E.チェボティビン 1:16'05" 8 S.ブナスル 1:16'05" 9 B.セウレイ 1:16'05" 10 髙橋裕太 1:16'05" 11 清谷匠 1:16'05" 12 E.ゲノ 1:16'05" 13 青木優 1:16'05" 14 A.テフェラ 1:16'05" 15 寺内將人 1:16'06" 20 山本浩之 1:16'07" 21 早川翼 1:16'07" 22 木村慎 1:16'07" 23 大石港与 1:16'07" 24 押川裕貴 1:16'07" 26 市田宏 1:16'09" これまでの経緯 5km 強く降っていた雨も弱くなり、風もなく走りやすい気候となっている。最初の1kmは3:06。ペースメーカーは1km3:02で刻む想定なので、ややゆっくりとしたペースでレースがはじまる。ペースを補うように2-3kmで2:57ペースにアップするが、そのあとペースが再度落ち着く。 10km 5km以降はペースが安定。3分2〜4秒でタイムを刻み続け、大きなトラブルなくレースが進んでいる。MGC出場権を狙う選手を中心に、大集団でレースが進んでいる。その中で一般参加の京都陸協、森井が積極果敢な走りで集団を引っ張っている。 15km スタート以降の慌ただしいペース配分とは打って変わって、非常に安定したペースでレースが進んでいる。依然先頭は50人の大集団で進んでいる。一般参加の森井が引き続き先頭にたち続けている。やや風が吹いている中で佐々木や山本といった実力者は集団の真ん中で息を潜めている。 20km 引き続き大集団で安定したペースが刻まれる。風が強くなってきている中で、選手同士が風よけに使い合ったりと駆け引きがみられる。給水所では大集団と雨の影響で給水ボトルを取りそこねる選手も何人か見られ、後々の展開への影響が心配される。招待選手が集団の中でしっかりとレースを進める中で、大石港与(トヨタ自動車)が集団の最後方につき一時離されかける場面もみられた。中京大の横田ら一般参加の選手が果敢な走りを見せる中、20km手前で川内優輝が集団の先頭に立つなど動きを見せた。 第74回びわ湖毎日マラソンは詳細をご覧ください。