レアルの前人未到の3連覇か、リバプールの13年ぶり欧州制覇か。CL決勝いよいよキックオフ！

2016-17シーズン、レアルは「不可能」と言われていたCL連覇を成し遂げた。レアルのレジェンド、ジネディーヌ・ジダンが監督に就任以来、欧州では無類の強さを誇ってきた。 2017-18シーズンも変わらない。ラ・リーガこそ苦戦し3位で終えたものの、ことCLに関しては、パリ・サンジェルマン、ユヴェントス、バイエルンと、各国リーグの王者を蹴散らし決勝に勝ち上がってきた。前年以上にタフなCLだったことは間違いない。ここまで15得点を決めているエース、クリスティアーノ・ロナウドは、決勝でもゴールを奪いレアルを前人未到の3連覇に導けるか。 一方でリバプールは、久しぶりのCL決勝となる。前回優勝は実に13年前。当時の劇的な優勝を覚えているだろうか？ACミランとの決勝に臨んだ04-05シーズン、前半を0-3とミランに絶望的とも言えるリードを許したが、後半奇跡の3得点。PK戦も制し、大逆転での優勝となった。 今シーズンのリバプールと言えば、もちろんモハメンド・サラーだ。プレミアリーグで32得点を挙げ、CLでも10ゴールを奪っている。今シーズン絶好調の、「持ってる」男だ。しかし、一抹の不安がある、ラマダーンだ。イスラム教の義務の一つで飲食を断つラマダーン、プロアスリートは時期を変更することも許されているが、サラーはラマダーンを実行するようだ。一般的に考えるとCL決勝でのパフォーマンス低下は免れないと思われうが、ここまで獅子奮迅の活躍を見せるサラー、決勝でも鬼気迫る活躍をみせるかもしれない。 いよいよ欧州王者が決まる。Player!ではテキスト速報予定。